経済分析第85号
世界経済モデルにおけるオーストラリア経済の短期予測モデル1)

1982年3月
  • V.W.FitzGerald 2),D.W.Challen,池 俊広,坂口 邦雄,宮脇 啓二

(はじめに)

本稿は、世界経済モデルの一環として作成されたオーストラリア経済の短期予測モデルについて述べたものであり、第一部および第二部からなる。

第一部は、本モデルの構築にあたっての基本的な考え方や本モデルの特質などを中心に述べたものであり、本モデルの全般的な概要を紹介するとともに主要な方程式について、オーストラリア経済の制度的特徴などもまじえながら、スペシフィケーションの説明等を行う。

第二部は、現在、9カ国(日、米、西独、英、仏、伊、加、豪、韓)のフルリンクが一応完成している世界経済モデルに組み込まれているオーストラリア経済モデルの最新バージョンについて、その方程式体系、最終テストの乗数テストの結果を集約したものである。


1) 本書の作成にあたっては、天野明弘氏、吉富勝氏、沢田五十六氏、安原宣和氏をはじめとして、当研究所の諸氏に貴重なコメントと御協力をいただいた。ここに記して感謝申し上げる。

2) D.W.Challen氏は、タズマニヤ大学経済学部上級講師、V.W.FitzGerald氏は、オーストラリア政府内閣官房アシスタントセクレタリーであるが、当研究所がオーストラリア経済モデル開発の目的で招へいした研究者である。


全文の構成

  1. 全文別ウィンドウで開きます。(PDF形式 486 KB)
  2. 1ページ
    はじめに
  3. 1ページ
    I 第一部
    1. 1ページ
      1. EPA世界経済モデルとオーストラリア経済モデル
    2. 4ページ
      2. オーストラリア経済モデルの構造
      1. 4ページ
        (1) 最終支出ブロック
        1. 5ページ
          i) 民間消費支出
        2. 5ページ
          ii) 民間住宅投資
        3. 6ページ
          iii) 民間設備投資
        4. 7ページ
          iv) 在庫投資
        5. 9ページ
          [付 1] 最終支出ブロックの方程式体系
        6. 12ページ
          [表 1] 最終支出ブロックの構造分析表
      2. 12ページ
        1. 13ページ
          i) 雇用
        2. 14ページ
          ii) 失業
        3. 14ページ
          iii) 裁定賃金
        4. 15ページ
          iv) 平均週給
        5. 16ページ
          v) 正常単位労働コスト
        6. 16ページ
          vi) 主要な価格関数
        7. 16ページ
          vii) その他の価格方程式
        8. 17ページ
          [付 2] 労働ブロックと賃金・物価ブロックの方程式体系
        9. 20ページ
          [表 2] 労働ブロックと賃金・物価ブロックの構造分析表
      3. 20ページ
        1. 20ページ
          i) 雇用者所得と総営業余剰
        2. 23ページ
          ii) 政府支出
        3. 23ページ
          iii) 租税
        4. 24ページ
          iv) 政府予算
        5. 24ページ
          [付 3] 所得分配ブロックと政府財政ブロックの方程式体系
        6. 26ページ
          [表 3] 所得分配ブロックと政府財政ブロックの構造分析表
      4. 28ページ
        1. 29ページ
          i) 第一次流動性
        2. 30ページ
          ii) LGS資産保有高
        3. 30ページ
          iii) 銀行貸出
        4. 31ページ
          iv) 銀行預金
        5. 32ページ
          v) 建築協会への預金と通貨供給量M4
        6. 33ページ
          vi) 住宅資金の貸出
        7. 33ページ
          vii) 利子率
        8. 34ページ
          [付 4] 国内金融ブロックの方程式体系
        9. 36ページ
          [表 4] 国内金融ブロックの構造分析表
      5. 38ページ
        1. 38ページ
          i) 内生的な財の輸入
        2. 40ページ
          ii) 経常収支に関するその他の関数
        3. 41ページ
          iii) 資本収支
        4. 42ページ
          vi) その他の国際収支項目
        5. 42ページ
          v) 為替レート
        6. 43ページ
          vi) その他の定義式
        7. 43ページ
          vii) 輸出
        8. 44ページ
          [付 5] 国際収支ブロックの方程式体系
        9. 46ページ
          [表 5] 国際収支ブロックの構造分析表
  4. 50ページ
    II 第二部別ウィンドウで開きます。 (PDF形式 451 KB)
    1. 50ページ
      1. オーストラリア経済モデルの方程式体系
      1. 50ページ
        (1) 最終支出ブロック
      2. 52ページ
        (2) 労働ブロック
      3. 52ページ
        (3) 賃金・物価ブロック
      4. 55ページ
        (4) 所得分配ブロック
      5. 56ページ
        (5) 政府財政ブロック
      6. 57ページ
        (6) 国内金融ブロック
      7. 59ページ
        (7) 国際収支ブロック
    2. 61ページ
      2. 最終テストの結果
    3. 64ページ
      2. 最終テストの結果(図表)
    4. 66ページ
    5. 71ページ
    6. 74ページ
      3. 乗数テストの結果
    7. 75ページ
      3. 乗数テストの結果(図表)
    8. 107ページ
      1. 116ページ
        (付録1) 変数記号一覧表
      2. 120ページ
        (付録2) 参考文献
  • 〒100-8914
    東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎第8号館
  • 電話 03-5253-2111(代表)