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| No. 204 |
金融の量的緩和はどの経路で経済を改善したのか
原田 泰、増島 稔
VARモデルによる分析を通じて、量的緩和政策は、資産価格や銀行のバランスシートを通じて生産を増加させる効果があることが明らかになった。また、量的緩和は金利を引き上げる効果があり、時間軸効果には疑問を呈する結果となった。 |
(2008.12) |
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| No. 203 |
DYNARE による動学的確率的一般均衡シミュレーション~新ケインズ派マクロ経済モデルへの応用~
矢野 浩一
本論文はDYNAREを用いた動学的確率的一般均衡モデルのシミュレーションを解説する。近年、ミクロ経済学的基礎を持つ新ケインズ派(New Keynesian)マクロ経済モデル(New IS-LM)やそれを発展させたHybrid New IS-LMなどが提案されている。本論文ではDYNARE を用いて、New IS-LMならびにHybrid New IS-LM等のシミュレーションを解説する。 |
(2008.12) |
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| No. 202 |
法定労働時間変更に対する労働市場の反応:日本の経験から
川口 大司、内藤 久裕、横山 泉
日本の法定労働時間は1987年から1997年にかけて48時間から40時間に減少した。分析の結果、法定労働時間1時間の減少は実労働時間を0.14時間減少させた一方、月当たり現金支払総額を変化させなかったことが明らかになった。結果として実現した時間当たり給与額の増額は新卒採用を抑制することにつながった。 |
(2008.12) |
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| No. 201 |
短期日本経済マクロ計量モデル(2008年版)の構造と乗数分析
飛田 史和、田中 賢治、梅井 寿乃、岩本 光一郎、鴫原 啓倫
内閣府・経済社会総合研究所は、随時の改訂が可能で、公開性及び機動性の高いコンパクトな「短期日本経済マクロ計量モデル」を開発し、1998年に公表した。「短期日本経済マクロ計量モデル」は、四半期ベースの推定パラメータ型計量モデルである。2008年版においては、方程式総数152本、うち推定式48本の中型のモデルであり、財貨・サービス市場、労働市場、貨幣市場、及び外国為替市場の4市場から構成される。伝統的なIS-LM-BP型のフレーム・ワークであり、いわば「価格調整を伴う開放ケインジアン型」と言える。本稿においては、1990年から直近時点のデータを利用し、経済の情勢を織り込んで改訂を行ったものである。 |
(2008.11) |
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| No. 200 |
自然災害リスクマネジメントとサプライチェーン
田中 賢治、上野山 智也
本研究では、製造業へのインタビューを活用し、自然災害リスクマネジメント促進のメカニズムについて考察を行った。自然災害リスクマネジメントはサプライチェーンの中での相互依存関係から自社単独では困難であり、そのことが他社への要求につながり、災害リスクマネジメントが促進される可能性がある。 |
(2008.11) |
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| No. 198 |
企業改革とIT導入効果に関する国際比較―アンケート調査結果のスコア化による日米独韓企業の特徴―
篠 彰彦、山本 悠介
本研究は、IT導入に伴う企業改革やITの導入効果面で、日本、米国、ドイツ、韓国の4カ国企業にどのような特徴が観察されるかを国際比較したものである。4カ国合計1,288社の有効回答をもとに多重検定を行った結果、企業改革への取り組でもITの導入効果についても日本企業は他の3カ国企業に比べてかなり見劣りし、企業改革への消極姿勢がIT導入効果を削いでいる可能性が示唆された。 |
(2008.10) |
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| No. 197 |
知的財産権保護と企業内・企業間技術輸出:日本の企業データによる実証分析
伊藤 萬里
本稿は、外国の知的財産権保護が日本企業の技術取引にどのような影響を与えるのか、日本企業の技術貿易データを利用した実証分析の結果を提示する。実証結果は、知的財産権保護の水準が高い国において市場を介した企業間技術移転が活発であること、研究開発集中度が高い企業は現地法人への企業内技術移転が活発であることを示唆している。 |
(2008.8) |
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| No. 196 |
「わが国家計の消費税負担の実態について」
八塩 裕之、長谷川 裕一
本稿では、わが国家計の消費税負担の実態について分析する。とくに、家計の所得税・住民税や社会保険料負担の実態にも留意しつつ、消費税率の引き上げや軽減税率の導入、所得税改革をあわせて行う場合、などのさまざまな税制改革の効果について分析を行った。 |
(2008.7) |
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| No. 195 |
「サービスアウトプットの評価にかんする一試論」
中島 隆信
サービス料金の値上がりは単なる価格の上昇だろうか。同じ品質のサービスであっても社会の変化によって消費者の評価が変わることもある。サービスアウトプットについて新たな評価方法を提示することで迷走するサービス生産性の議論に一石を投じる。 |
(2008.6) |
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