ESRI Discussion Paper Series No.185
日本経済における景気循環変動の特性:周波数領域分析に基づく検証

2007年6月
  • 浦沢 聡士(内閣府計量分析室 参事官補佐)

要旨

マクロ経済データを利用した周波数領域分析に基づき、日本経済が経験してきた景気循環変動の特性を分析している。具体的には、「定型化された事実(Stylized Facts)」として、日本を含めた先進諸国に共通する景気循環の特性を検証するとともに、(1)所定外労働時間、所定外給与といったマクロ経済変数が景気循環に先行して変動する、(2)賃金の変動と景気循環が密接に結びついている といった日本経済固有の特性についても報告している。また、マネーサプライに焦点を当て、バブル経済の崩壊前後の動きを比較することで、バブル経済崩壊以降、景気循環変動の中でのマネーサプライの特性が変化し、そのことが、「失われた10年」と称される1990年代の日本経済の低迷の1つの要因であったと考察している。

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全文の構成

  1. Abstract
  2. 2ページ
    1. Introduction
  3. 4ページ
    2. Data description and statistics summary
  4. 5ページ
    3. Discussion on the stylized facts for Japan
  5. 13ページ
    4. Conclusions
  6. 14ページ
    References
  7. 16ページ
    Appendix 1
  8. 19ページ
    Appendix 2
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