ESRI Discussion Paper Series No.186
イノベーション政策の国際的な傾向-サーベイ

2007年6月
  • 伊藤 萬里(日本学術振興会、経済産業研究所)
  • 加藤 雅俊(日本学術振興会、一橋大学大学院商学研究科)
  • 中川 尚志(文部科学省大臣官房会計課、前内閣府経済社会総合研究所研究官)

要旨

経済成長を企図したイノベーションへの注目を受けて、近年、各国はイノベーションに関する戦略・計画を相次いで発表している。グローバル化が加速する中、それに耐えうるイノベーション政策を議論することが政策立案者に求められている。本稿では、グローバル化に応じたイノベーション政策の整備に向けた議論に資することを企図して、イノベーション政策の国際的な動向を、OECD諸国全体・米国・欧州についてサーベイを行い、政策手段としてどのような要素が重視される傾向にあるのか議論する。これらの主要国の政策動向のサーベイから、日本が注目すべき点として次の3点を導いている。(1) 対外開放的なイノベーションシステムの構築、(2) ニーズ型の政策目標の立案、(3) 研究開発促進政策のみならず教育人材政策、市場形成政策等幅広い範囲を含む総合政策としてのイノベーション政策の立案である。

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  2. 目次
  3. 1ページ
    イノベーション政策の国際的な傾向-サーベイ
  4. 2ページ
    Global Trends in Innovation Policy: A Survey Analysis
  5. 3ページ
    はじめに
  6. 4ページ
    1.イノベーション政策の国際的な傾向
    1. 5ページ
      1.研究開発投資額の増加と重点分野の選別
    2. 6ページ
      2.組織体制・資金スキームの改革および産学連携の促進
    3. 9ページ
      3.民間の研究開発活動を活発化させる政策
    4. 12ページ
      4.人的資源の確保
    5. 13ページ
      5.政策評価の取り組み
    6. 16ページ
      6.R&D の国際化とイノベーション政策
    7. 19ページ
      7.政策目標の質的変化
    8. 20ページ
      8.総合政策としてのイノベーション政策
  7. 21ページ
    2.米国・欧州のイノベーション政策
    1. 21ページ
      1.米国におけるイノベーション政策
    2. 24ページ
      2.EU におけるイノベーション政策
  8. 26ページ
    総括
  9. 29ページ
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