ESRI Discussion Paper Series No.211
各国中央銀行のマクロ計量モデルサーベイ~FPSとJEMの比較を中心として

2009年3月
  • 佐藤 綾野(高崎経済大学経済学部講師(内閣府経済社会総合研究所客員研究員))

要旨

近年,各国の中央銀行によるマクロ計量モデルの開発において,動学的確率一般均衡(Dynamic Stochastic General Equilibrium,以下DSGEと呼ぶ)のフレームワークによるモデル構築が一般的になってきている.これらのマクロ計量モデルの利用目的は一般に,先行きの経済,政策分析や代替シナリオのシミュレーションなどであり,今後もこのようなモデルの活用は,ますます増加するものと考えられる.

そこで本稿では,FRB,カナダ銀行,およびイングランド銀行の保有するマクロ計量モデルを概観し,さらに日本銀行によって開発されたJEMとニュージーランド準備銀行によって開発されたFPSについての紹介,および両モデルの比較と特徴の整理を行い,今後のマクロ計量モデル開発の方向性を示す.

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全文の構成

  1. 1ページ
    1. はじめに
  2. 2ページ
    2. 各国中央銀行のマクロモデル
    1. 2ページ
      2.1 FRB
    2. 3ページ
      2.2 カナダ銀行
    3. 3ページ
      2.3 イングランド銀行
  3. 4ページ
    3. FPS
  4. 8ページ
    4. JEM
  5. 11ページ
    5. まとめ
  6. 12ページ
    付録 合理的期待解の求解アルゴリズム
    1. 12ページ
      Blanchard and Kahn [1980]の線形モデル求解アルゴリズム
    2. 15ページ
      非線形モデルの求解アルゴリズム
  7. 18ページ
    参考文献
  8. 22ページ
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