ESRI Discussion Paper Series No.213
都市・自治体経営におけるマネジメント・スタイル
エンパワーメント型モデルの可能性を考える

2009年3月
  • 大住 莊四郎(関東学院大学経済学部教授(内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官))

要旨

自治体マネジメントをどう創るか-という視点から、2008年2月に内閣府経済社会総合研究所において実施した「自治体マネジメントに関するアンケート調査」をもとに、先導・管理型とエンパワーメント型の二つのマネジメント・スタイルの形成の可能性を考えた。同アンケート調査からは、つぎのような推論が得られた。

  1. (1) 日本の自治体の多くは、先導管理型のマネジメント・スタイルを志向していると思われるが、具体的な手法の適用にとどまっている例が多い。
  2. (2) 日本ではエンパワーメント型マネジメント・スタイルは一般的でなく、認知度は低い。
  3. (3) 具体的なケースからは、都市ビジョンとマネジメント・スタイルとの関連性は、明確にならなかった。

21世紀の環境変化により適応できるのは「エンパワーメント型マネジメント・スタイル」である。エンパワーメント型マネジメント・スタイルの設計には、ポジティブ・アプローチによる組織開発が有効とされている。

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  2. 1ページ
    はじめに
  3. 3ページ
    1. 都市・自治体マネジメントの形成
    1. 3ページ
      1.1 都市・自治体におけるマネジメント
    2. 4ページ
      1.2 自治体マネジメントフレームワークを構築する3つのアプローチ
  4. 8ページ
    2. 都市の将来像(ビジョン)の類型化
    1. 8ページ
      2.1 二つのニーズ
    2. 10ページ
      2.2 都市・地域機能の意義
  5. 11ページ
    1. 13ページ
      3.1 三つの視点からみた自治体マネジメントの理想像
    2. 15ページ
      3.2 マネジメント・スタイルの現れ方
  6. 17ページ
    4. 『自治体マネジメントに関するアンケート調査』にみる自治体のマネジメント・スタイル
    1. 19ページ
      4.1 アンケート調査からみられる全体的な傾向
    2. 33ページ
      4.2 個別ケースからの示唆
    3. 35ページ
  7. 36ページ
    (むすび)
  8. 37ページ
    (参考文献)
  9. 38ページ
    i ポジティブ・アプローチについて
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