ESRI Discussion Paper Series No.240
ソーシャル・キャピタルと賃金

2010年7月
  • マツ永佳甫(大阪商業大学准教授)

要旨

賃金が社会的属性や人的資本により決定されることは、すでに多くの先行研究で明らかにされている。一方で先行研究は、社会的属性や人的資本だけでは賃金を十分説明できないことも明らかにしている。本稿の推定結果より、人を信頼し、広いネットワークを構築することができる労働者は、そうでない労働者より所得が高いことが明らかとなった。また、人的資本が賃金に与える影響の程度は男女間で差があり、イコール・フッティングが成り立っていないが、ソーシャル・キャピタルが賃金に与える影響は同程度であり、イコール・フッティングが成り立っていることも明らかとなった。

全文ダウンロード

ソーシャル・キャピタルと賃金別ウィンドウで開きます。(PDF形式 592 KB)

項目別ダウンロード(全3ファイル)

  1. 本文別ウィンドウで開きます。(PDF形式 325 KB)
  2. 3ページ
    1. はじめに
  3. 4ページ
    2. ソーシャル・キャピタルと人事評価
  4. 6ページ
    3. ソーシャル・キャピタルの定式化
    1. 6ページ
      3-1.「信頼」の定量化
    2. 8ページ
      3-2.「互酬性の規範」の定量化
    3. 8ページ
      3-3.「ネットワーク」の定量化
  5. 9ページ
    4. ソーシャル・キャピタル を加味した賃金関数の推定
  6. 14ページ
    5. おわりに
  7. 16ページ
  8. 17ページ
    表2 被説明変数の域値
  9. 18ページ
    表3 被説明変数と説明変数
  10. 19ページ
    表4 基礎統計値
  11. 20ページ
    表5 ソーシャル・キャピタル を加味した賃金関数の推定結果
  12. 21ページ
    図1 労働者の能力
  13. 22ページ
    図2 人事評価指標
  14. 23ページ
  15. 24ページ
    図4 ソーシャル・キャピタル vs. 賃金
  • 〒100-8914
    東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎第8号館
  • 電話 03-5253-2111(代表)