ESRI Discussion Paper Series No.299
社会の高齢化が進展する東南アジア地域へのわが国発の最先端医療技術による貢献について

2013年6月
  • 村田 貴司内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官
  • 篠原 千枝内閣府経済社会総合研究所研究官

要旨

健康は、人の幸福の度合いを左右する重要な要素である。高齢社会では、がんによる死亡率が高まる傾向にある。高齢化が急速に進展する東南アジア社会の健康増進に対する日本の国際貢献を考えるとき、わが国発で、低侵襲の重粒子線がん治療の国際展開は、科学技術力を有する国家にふさわしい国際貢献の一形態である。それはまた、国際的な産業競争力強化にもつながる。重粒子線がん治療の国際展開に必要な諸施策を、統合的に発動することが求められている。

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全文の構成

  1. 1ページ
    要旨
  2. 3ページ
    1.はじめに
    1. 3ページ
      (1)急速な東南アジア地域の高齢化
    2. 4ページ
      (2)社会の高齢化と死亡原因の変化
  3. 6ページ
    2.社会の高齢化によるがん患者の増加と対応の必要性
  4. 9ページ
    3.高齢社会におけるがんの治療方法としての放射線療法
  5. 10ページ
    4.わが国の研究開発文化の粋を集めた重粒子線(炭素線)がん治療
    1. 10ページ
      (1)線量集中性
    2. 10ページ
      (2)高い生物効果
  6. 12ページ
    5.HIMACの成果の活用
  7. 13ページ
    6.重粒子線(炭素線)がん治療装置の海外展開
    1. 13ページ
      (1)海外展開の意義
      1. 13ページ
        1)わが国ならではの技術・経験による東南アジア諸国の課題解決への貢献
      2. 14ページ
        2)わが国の医療機器産業の活性化
    2. 15ページ
      (2)海外展開促進策
      1. 16ページ
        1)人材育成・供給
      2. 17ページ
        2)初期投資
      3. 18ページ
        3)輸出対応の技術開発等
      4. 18ページ
        4)重粒子線(炭素線)治療計画システム等の開発と利用
      5. 19ページ
        5)臨床データの集積と活用
    3. 19ページ
      (3)将来のさらなる展開に向けた布石
  8. 20ページ
    7.おわりに
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