「真に必要な医療・医薬品を享受するために-サービス・イノベーションの挑戦-」

ESRI国際シンポジウム「真に必要な医療・医薬品を享受するために-サービス・イノベーションの挑戦-」(平成23年2月23日)

サービス・イノベーションへの期待(内閣府 経済社会総合研究所の取り組み)

内閣府経済社会総合研究所(ESRI)では、平成21年度に「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」と銘打った研究プロジェクトを創設し、本年までの2年間、サービス・イノベーション研究を支援してきました。

平成22年度の「公的サービス」研究会では、京都大学大学院医学研究科の川上浩司教授に研究会座長を務めていただき、わが国の公的サービス(医療)分野におけるサービス・イノベーション研究を進めてきました。

本国際シンポジウムを通して、「サービス・イノベーションの可能性」を、多くの方と共有することができればと願っています。

小野 善康 内閣府 経済社会総合研究所 所長

内閣府 経済社会総合研究所 所長

小野 善康

「真に必要な医療・医薬品を享受するために」(「公的サービス」研究会 座長挨拶)

内閣府経済社会総合研究所「サービス・イノベーション政策に関する国際共同研究」において「公的サービス」研究会座長を務めさせていただいております、川上浩司です。今回のシンポジウムでは、研究会の取組みとその周辺領域を議論する目的で、「真に必要な医療・医薬品を享受するために」というテーマを設定させていただきました。科学技術の進歩は当然おこることでありますが、イノベーションの成果を医薬品や医療機器として社会受容するためには、大学や企業の活動のみならず、開発環境における制度や、適正な経済評価が必須となります。そこで、我々は、臨床試験の制度と経済効果との関連、また我が国の医療保険制度のなかでの薬剤使用の比較効果分析に取り組んできました。本シンポジウムでは、レギュラトリーサイエンス分野とヘルステクノロジーアセスメント(HTA)分野における国際的な専門家もお招きしてご講演いただき、議論にもご参加いただきます。いずれも近い将来の日本の医療・医薬品の開発や適正使用に必須となっていく考え方ですので、ぜひ、行政担当者、アカデミア、企業からの様々な人にご参加いただくことを期待しております。

川上 浩司 京都大学大学院医学研究科 教授

「公的サービス」研究会座長

京都大学大学院医学研究科 教授

川上 浩司


基調講演

井村 裕夫 財団法人先端医療振興財団 理事長

「ライフ・イノベーションとわが国の課題」
井村 裕夫 財団法人先端医療振興財団 理事長


特別講演

Lawrence Liberti 国際レギュラトリーサイエンス機構 理事長

I 「医薬産業とイノベーション評価:産業界、規制当局、そしてHTAの役割」
 Lawrence Liberti 国際レギュラトリーサイエンス機構 理事長

II 「米国AHRQの取組み」(調整中)
 Agency for Healthcare Research and Quality


講演

黒川 達夫 千葉大学薬学研究院 客員教授

I 「わが国における「技術革新」成長因子“IND”の欠乏と病識:

立法や行政に期待される役割とそのための条件」

黒川 達夫 千葉大学薬学研究院 客員教授

末松 千尋 京都大学経営管理大学院 教授

II 「社会イノベーションの成立条件:日本社会に課せられた課題」

末松 千尋 京都大学経営管理大学院 教授


研究発表

「医薬品行政、制度、経済と「公的サービス」研究会における取組み」

川上 浩司 京都大学大学院医学研究科 教授 (当研究会座長)


パネルディスカッション

福原 俊一 京都大学大学院医学研究科 教授

司会:川上 浩司 京都大学大学院医学研究科 教授

Lawrence Liberti 国際レギュラトリーサイエンス機構 理事長

福原 俊一 京都大学大学院医学研究科 教授

八山 幸司 内閣官房 医療イノベーション推進室 企画官

黒川 達夫 千葉大学薬学研究院 客員教授

末松 千尋 京都大学経営管理大学院 教授

八山 幸司 内閣官房 医療イノベーション推進室 企画官

吉田 易範 厚生労働省 保険局医療課 薬剤管理官

吉田 易範 厚生労働省 保険局医療課 薬剤管理官

加藤 益弘 アストラゼネカ株式会社 代表取締役会長兼社長

加藤 益弘 アストラゼネカ株式会社 代表取締役会長兼社長

大西 昭郎 日本メドトロニック株式会社 取締役副社長

大西 昭郎 日本メドトロニック株式会社 取締役副社長


開催概要

  • 日程
    2011年2月23日(水)10:00~17:00
  • 場所
    日本科学未来館7階 みらいCANホール
  • 主催
    内閣府 経済社会総合研究所(ESRI)
    Economic and Social Research Institute, Cabinet Office, Government of Japan

プログラム

2011年2月23日(水)10:00-17:00
時間 プログラム 講演者(敬称略)
9:30 開場
10:00-10:10 開会 内閣府 経済社会総合研究所
10:10-10:40 基調講演
「ライフ・イノベーションとわが国の課題」
井村 裕夫 財団法人先端医療振興財団 理事長
10:40-11:10 特別講演
“Innovative Paradigms for Drug Development: maximizing the role of industry, regulatory authorities and health technology assessment”
「医薬産業とイノベーション評価:産業界、規制当局、そしてHTAの役割」
Lawrence Liberti
国際レギュラトリーサイエンス機構 理事長
11:10-11:40 特別講演
「米国AHRQの取組み」(調整中)
Agency for Healthcare Research and Quality
11:40-11:50 質疑応答
11:50-13:00 昼食休憩
13:00-13:20 講演I
「わが国における「技術革新」成長因子“IND”の欠乏と病識:立法や行政に期待される役割とそのための条件」
黒川 達夫 千葉大学薬学研究院 客員教授
13:20-14:20 研究発表
「医薬品行政、制度、経済と「公的サービス」研究会における取組み」
川上 浩司 京都大学大学院医学研究科 教授
14:20-14:40 休憩
14:40-15:00 講演II
「社会イノベーションの成立条件:日本社会に課せられた課題」
末松 千尋 京都大学経営管理大学院 教授
15:00-16:50 パネルディスカッション
「真に必要な医療・医薬品を享受するために」
司会:
川上 浩司 京都大学大学院医学研究科 教授
パネラー:
Lawrence Liberti 国際レギュラトリーサイエンス機構 理事長
  • 福原 俊一
    京都大学大学院医学研究科 教授
  • 黒川 達夫
    千葉大学薬学研究院 客員教授
  • 末松 千尋
    京都大学経営管理大学院 教授
  • 八山 幸司
    内閣官房 医療イノベーション推進室
    企画官
  • 吉田 易範
    厚生労働省 保険局医療課
    薬剤管理官
  • 加藤 益弘
    アストラゼネカ株式会社
    代表取締役会長兼社長
  • 大西 昭郎
    日本メドトロニック株式会社
    取締役副社長
  1. 指定発言:医薬品の技術革新と我が国の医療保険制度
    • 吉田 易範
    • 厚生労働省 保険局医療課 薬剤管理官
  2. 指定発言:製薬企業のHTAへの取組み
    • 加藤 益弘
    • アストラゼネカ株式会社 代表取締役会長兼社長
  3. 総合討論
16:50-17:00 閉会 青山 伸
内閣府 経済社会総合研究所 総括政策研究官
  • 〒100-8914
    東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎第8号館
  • 電話 03-5253-2111(代表)